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原油先物が小幅上昇、米原油在庫減少で 燃料供給は十分

2018年01月18日(木)11時33分

 1月18日、アジア時間の原油価格は小幅高で推移している。写真は韓国ソウルで2011年6月撮影(2018年 ロイター/Truth Leem)

[シンガポール 18日 ロイター] - 18日のアジア時間の原油価格は小幅高で推移している。米原油在庫が減少したことが背景。ただ燃料は十分供給されており、製油所も稼働を縮小していることから最近付けた3年ぶり高値は引き続き下回っている。

0103GMT(日本時間午前10時03分)時点で、北海ブレント先物は前営業日終値比0.10ドル(0.1%)高の1バレル=69.48ドル。15日には70.37ドルまで上昇し、2014年12月以来の高値を付けていた。

米WTI原油先物は0.18ドル(0.3%)高の64.15ドル。16日には14年12月以来の高値となる64.89ドルまで上昇していた。

フォレックス・ドット・コムの市場アナリストは「石油輸出国機構(OPEC)とロシアによる減産を一因とした原油在庫の大幅調整を背景に価格は上昇した」と指摘した。

米石油協会(API)が17日公表した12日までの1週間の国内原油在庫は前週比510万バレル減の4億1150万バレルだった。

ただ、多くのアナリストはこのところの原油価格の上昇が近く失速する可能性を指摘している。

ロイター
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