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EUとの離脱交渉、不調に終わった場合の対応計画ある=英担当相

2017年03月13日(月)11時41分

 3月12日、英国のデービス欧州連合(EU)離脱担当相は、EUとの交渉で取引がまとまらなかった場合に備えた緊急対応計画(コンティンジェンシー・プラン)を立案中だと述べた。写真はBBCの「アンドリュー・マー・ショウ」に出演する同相。BBC提供写真(2017年/ロイター)

[ロンドン 12日 ロイター] - 英国のデービス欧州連合(EU)離脱担当相は12日、EUとの交渉で取引がまとまらなかった場合に備えた緊急対応計画(コンティンジェンシー・プラン)を立案中だと述べた。

同国のメイ首相は月内に離脱交渉を始める見込みで、開始は早ければ14日になると予想されている。議会の外交委員会はこれに先立ち、政府がEU側と離脱を巡る交渉が不調に終われば、重大な職務怠慢になると批判している。

この中でデービス担当相は、BBCの政治番組「アンドリュー・マー・ショウ」で「まず、そのような可能性がわずかでもあるとは思っていない」と述べ、「良い結果を出すことが皆の利益に叶うことは間違いない」と話した。

さらに「純然たる事実として、緊急対応計画は策定中だ。あらゆるパターンの結果、可能な限りの交渉結果を想定している」と主張し、「計画についてあまり詳細に話して来なかったのは、人々に『このようなことをしようとしているのだ』と思って欲しくなかったからだ」と説明した。

交渉開始日については明言を避けた。

ロイター
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