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原油相場引き締まり、18年以前想定せず=世界最大の取引会社CEO

2016年09月29日(木)00時43分

 9月28日、ビトルのCEOは、原油相場が2018年以前に引き締まることはないとの見方を示した。写真はベネズエラの油井で昨年4月撮影(2016年 ロイター/Carlos Garcia Rawlins/File Photo)

[ロンドン 28日 ロイター] - 世界最大の石油取引会社ビトルのイアン・テイラー最高経営責任者(CEO)は、原油相場が2018年以前に引き締まることはないとの見方を示した。ブルームバーグ主催の会議で述べた。

石油輸出国機構(OPEC)などの主要産油国が相場安定に向けて目指している増産凍結合意をめぐっては、「需要を明らかに上回る水準に産油量を制限しても、強気な兆候だろうか」とし、効果に懐疑的な見方を示した。

テイラー氏は、世界経済の成長がさえず、生産量が予想をやや上回る状況の中で、相場の再均衡は困難だと述べた。今年の石油需要の伸びは日量120万━130万バレルを見込む。

*写真とカテゴリーを追加して再送します。

ロイター
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