バイエル、除草剤発がん性巡る集団訴訟で72.5億ドルの和解提案
写真はバイエルのロゴ。2023年9月、ドイツ・レバークーゼンで撮影。REUTERS/Wolfgang Rattay
Diana Novak Jones
[17日 ロイター] - ドイツの製薬・化学大手バイエルは17日、傘下のモンサント製の除草剤「ラウンドアップ」ががんを引き起こしたとして損害賠償を求められている米国での集団訴訟を巡り、最大72億5000万ドル相当を支払って和解することを提案したと発表した。米中西部ミズーリ州セントルイスの州裁判所に同日、和解案を提出した。
バイエルはこれに伴い、引当金と訴訟関連費用が従来公表していた計78億ユーロ(約92億4000万ドル)から118億ユーロへ膨らむと説明。2026年の訴訟関連支出が約50億ユーロに達し、同年のフリーキャッシュフローがマイナスに陥るとの見通しを示した。
発表後にバイエルの株価は一時7.7%上昇し、23年9月12日以来、約2年5カ月ぶりの高値を付けた。
バイエルは18年にモンサントを630億ドルで買収し、米国で最も広く使われているラウンドアップを取得した。これに伴ってラウンドアップの発がん性を巡る大規模な訴訟に直面し、20年に訴訟の大部分を109億ドルで解決した。しかし、現在も州裁判所および連邦裁判所で計約6万5000人の原告が係争中だ。
原告側は、ラウンドアップのラベルに発がんに関する警告を記載しなかったことは違法であり、使用によって非ホジキンリンパ腫などのがんを発症したと主張している。これに対してバイエルは数十年間にわたる研究により、ラウンドアップとその有効成分グリホサートが人体に使用しても安全であることが示されていると反論していた。
今回の和解案は訴訟の大部分に適用されるものの、裁判官の承認と一定数の原告が受け入れることが必要となる。また、将来提訴されるのを未然に防ぐことも目的としており、非ホジキンリンパ腫と診断され、かつ今月17日よりも前にラウンドアップに暴露したことを証明できる人々は、最大21年後までに和解金の一部を受け取る請求が可能だ。
原告側を代表してバイエル側と交渉した弁護士らは、今回の和解案が最善の解決策だと歓迎した。
支払額はラウンドアップに暴露した量、診断時の年齢、がんの種類などを考慮して段階的に決定される。エリック・ホーランド弁護士は、個人は最大で19万8000ドルを受け取ることができると説明している。
バイエルのビル・アンダーソン最高経営責任者(CEO)は、投資家や報道陣との電話会議で和解案に賛同している人数は明らかにしなかったものの、損害賠償請求訴訟の大部分は解決されると確信していると語った。
バイエルは一部の法律事務所との間で、訴訟の解決に向けた和解で合意に達したと表明。ただし、同社は法律事務所の名称や、和解金額については明らかにしなかった。
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