ニュース速報
ビジネス

午前の日経平均は反発、一時700円超高 米株高も支え

2026年02月18日(水)11時56分

 前場の日経平均は反発。前日まで4日続落していた反動の買いが入ったほか、前日の米国株高も投資家心理を支えた。対米投融資第1号案件の日米合意が発表されたことで関連銘柄への物色もみられた。2024年12月に東京証券取引所で撮影(2026年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Hiroko ‌Hamada

[東京 18日 ロイター] - 前場の‌東京株式市場で日経平均は反発し、前営​業日比686円97銭高の5万7253円46銭となった。前日まで4日続落していた反⁠動の買いが入ったほか​、前日の米国株高も投資家心理を支えた。対米投融資第1号案件の日米合意が発表されたことで関連銘柄への物色もみられた。プライム市場では8割近くの銘柄が上昇し、日経平均の上げ幅は一時700⁠円を超える場面があった。

日経平均は前営業日比167円高でスタートした後、徐々に上げ幅を広げ、前場後⁠半に一​時731円高の5万7297円64銭で高値を付けた。指数寄与度の大きい銘柄の一角が堅調で、相場を押し上げた。足元で売られていたセクターが上昇するなど、循環的な動きもみられた。物色面では、日本の対米投資関連と目される銘柄に買いが先行したが、一巡後は利益確定売りに⁠押される銘柄もあった。

市場では「昨日までの‌売りが落ち着いてきており、再び上値を試す動きとなるか注目⁠される⁠」(いちよし証券の投資情報部・銘柄情報課課長、及川敬司氏)との声が聞かれた。ただ、決算発表が一巡して手掛かりが少なくなる中で「日経平均は居心地の良い水準を探る展開になりそうだ」(及川氏)として、‌5万6000円―5万7000円台を中心に横ばいでの推移が続きそ​うだ‌という。

TOPIXは1.37%高の⁠3813.05ポイントで午前の取引​を終了した。東証プライム市場の売買代金は3兆1160億3300万円だった。東証33業種では、保険、非鉄金属、ガラス・土石製品など31業種が値上がり。精密機器、情報・通信は値下がりした。

個別では、指数寄与度の大きい東京エレ‌クトロンやTDKが堅調で、2銘柄で日経平均を243円ほど押し上げた。一方、ソフトバンクグループやファナック​は下落。

その他、旭ダイヤモンド⁠工業やノリタケは大幅高となった。赤沢亮正経産相は18日、対米投融資第1号案件の日米合意を受けて記者会見し、人工ダイヤモンド​の製造事業には旭ダイヤとノリタケが関心を示していることを明らかにし、材料視された。

プライム市場の騰落数は、値上がり1252銘柄(78%)に対し、値下がりが304銘柄(19%)、変わらずが41銘柄(2%)だった。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

フィリピンのドゥテルテ副大統領、2028年大統領選

ワールド

対米投融資1号案件の人工ダイヤ事業、旭ダイヤやノリ

ワールド

米高官、中国核実験疑惑で新たな詳細に言及 M2.7

ワールド

米裁判所、パレスチナ人学生の追放認めず 抗議活動参
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 2
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 3
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トランプには追い風
  • 4
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 5
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 6
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 7
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 8
    極超音速ミサイルが通常戦力化する世界では、グリー…
  • 9
    アメリカが警告を発する「チクングニアウイルス」と…
  • 10
    生き返ったワグネルの「影」、NATO内部に浸透か
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 3
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 8
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 9
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 10
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中