Mikhail Flores
[マニラ 18日 ロイター] - フィリピンのサラ・ドゥテルテ副大統領は18日、2028年の大統領選に出馬すると表明した。「国への奉仕に自らの『人生、力、未来』を捧げる」と述べた。
サラ氏は、ドゥテルテ前大統領の娘。ドゥテルテ氏は、大統領在任中の麻薬撲滅戦争を巡り「人道に対する罪」で国際刑事裁判所(ICC)に起訴され、現在オランダ・ハーグで勾留されている。
フィリピンでは、大統領の任期は6年の一期限りとされており、マルコス現大統領は再選を目指すことができない。
サラ氏はマルコス大統領について、インフレ、不十分な医療制度、根強い汚職を列挙し、国内の諸問題に責任があると非難。22年の選挙でマルコス氏の副大統領候補として出馬し、自身の家族の支持基盤を同氏に提供したことを謝罪した。
大統領府報道官は、マルコス氏はサラ氏の「幸運を祈っている」としつつ、副大統領による非難を否定した。
政治アナリストらは、国民の信頼を裏切ったなどとして新たな弾劾申し立てに直面している中での出馬表明となったサラ氏の動きは戦略的だと指摘。同氏は昨年も同様の申し立てを乗り切っている。