ニュース速報
ビジネス

NY市場サマリー(13日)ドル横ばい、利回り低下 3指数が週間で下落

2026年02月14日(土)07時58分

<‌為替> ドルがおおむね横ばいで推移した。13日に発表さ‌れた米消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回り、連邦準備理事会(FRB)が当面金​利を据え置く可能性を示唆した。    円は週間で、約15カ月ぶりの大幅高となる勢い。8日投開票の衆院選で高市早苗首相率いる自民党が勝利し、政府財政⁠に対する投資家の懸念が和らいだことが背​景にある。    1月の米CPIは前年比2.4%上昇と、伸びは前月の2.7%から鈍化し、予想の2.5%を下回った。    終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数は0.07%安の96.85。週間では0.84%下落する見通し。    円は対ドルで0.08%高の152.67円。週足では約3%上昇し、2024年11月以来、最大の値上がりとなる見通し。    円は対ユーロで0.02%高の181.29円。週間では2.37%上昇し、約1年ぶりの大幅な伸びを記録する見込み。ユーロ/ド⁠ルは0.02%高の1.1873ドル。週間では、ユーロは0.5%高となるとみられる。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 国債利回りが低下した。1月の消費者物価指数(CPI)統計で連邦準備理事会(FRB)は年内に少なくとも2回の利下げを実施する⁠との観測が​裏付けられ、2年債利回りは約4カ月ぶり、10年債と30年債の利回りは約10週ぶりの低水準を付けた。先物市場では現在、今年は0.25%ポイントの幅での利下げが約2回決定されるとの見通しが完全に織り込まれており、市場ではFRBは年央までに利下げを再開すると予想されている。終盤の取引で10年債利回りは3.7ベーシスポイント(bp)低下の4.067%。30年債利回りは3.3bp低下の4.696%。2年債利回りは6.3bp低下の3.403%。2年債と10年債の利回り格差は64.2bp。一時は66.5bpまで拡大した。 

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 主要株価3指数が軒並み週間で下落した。人工知能⁠(AI)による混乱への懸念が残る中、S&P総合500種は小幅に反発して取引を終えた。ナスダック総‌合は小幅安。大型ハイテク株と通信サービス株が足かせとなった。

週間では、S&Pが1.39%、ナスダックが2.1%、ダウ工業株30種⁠が1.23%、それ⁠ぞれ下落し、いずれも昨年11月以来の下落幅となった。

足元の株式市場は、AIによる混乱への懸念から、ソフトウェア関連や保険、運輸に至る幅広いセクターで売りが広がり記録的な高値から後退しているものの、この日は、S&P総合500種ソフトウエア・サービス指数が0.9%上昇。ディフェンシブセクターの公益事業が2.69%、不動産が1.48%上昇し、S&P500の主要11業種では、値上がり率が最も大きかった。ヘルスケアも上昇。デクスコム‌が7.6%、モデルナが5.3%、第4・四半期決算発表後に急騰した。

一方、大型ハイテク株は軟調。エヌビディアとア​ップルの‌下げがきつかった。一方、アプライド・⁠マテリアルズは8.1%上昇。第2・四半期の売上高と利益が​市場予想を上回るとの見通しを好感した。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.57対1の比率で上回った。ナスダックでは値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.92対1の比率で上回った

米取引所の合算出来高は186億1000万株。直近20営業日の平均は207億5000万株。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は、米長期金利の低下やドル下落に伴う割安感を背景に、反発した。中心限月4月物の清算値(‌終値に相当)は、前日比97.90ドル(1.98%)高の1オンス=5046. 30ドル。 

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、主要産油国による増産再開を懸念した売りと、米利下げ継続期待を背景とした買​いが交錯し、小反発した。米国産標準油種WTIの中心限月3月物の清算⁠値(終値に相当)は、前日比0.05ドル(0.08%)高の1バレル=62.89ドル。週間では1.0 4%下落した。4月物は0.10ドル高の62.75ドルだった。 

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

ドル/円 NY終値 152.68/152.7

3

始値 153.35

高値 153.39

安値 152.6

ユーロ/ドル NY終値 1.1867/1.187

0

始値 1.1858

高値 1.1884

安値 1.1848

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 100*28.5 4.6943%

0

前営業日終​値 100*10.7 4.7290%

5

10年債(指標銘柄) 17時05分 100*20.0 4.0483%

0

前営業日終値 100*05.5 4.1040%

0

5年債(指標銘柄) 17時05分 100*21.2 3.6021%

5

前営業日終値 100*11.7 3.6680%

5

2年債(指標銘柄) 17時05分 100*05.5 3.4076%

0

前営業日終値 100*02.0 3.4660%

0

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 49500.93 +48.95 +0.10

前営業日終値 49451.98

ナスダック総合 22546.67 -50.48 -0.22

前営業日終値 22597.15

S&P総合500種 6836.17 +3.41 +0.05

前営業日終値 6832.76

COMEX金 4月限 5046.3 +97.9

前営業日終値 4948.4

COMEX銀 3月限 7796.4 +228.2

前営業日終値 7568.2

北海ブレント 4月限 67.75 +0.23

前営業日終値 67.52

米WTI先物 3月限 62.89 +0.05

前営業日終値 62.84

CRB商品指数 306.5429 +0.3156

前営業日終値 306.2273

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:戦闘で労働力不足悪化のロシア、インドに照

ワールド

アングル:フロリダよりパリのディズニーへ、カナダ人

ビジネス

NY外為市場=ドル横ばい、米CPI受け 円は週間で

ビジネス

米国株式市場=3指数が週間で下落、AI巡る懸念継続
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 4
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 5
    50歳には「まったく見えない」...信じられないレベル…
  • 6
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 7
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 8
    「ドルも弱い」なのになぜ、円安が進む? 「ドル以外…
  • 9
    毛沢東への回帰? それとも進化? 終身支配へ突き…
  • 10
    「賢明な権威主義」は自由主義に勝る? 自由がない…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 3
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 6
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 7
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 8
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    50歳には「まったく見えない」...信じられないレベル…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中