メルセデス、25年は57%減益 関税や中国の競争響く
2月12日、ドイツの高級車大手メルセデス・ベンツが発表した2025年通期決算は、支払利息・税金控除前利益(EBIT)が前年比57%減の58億ユーロ(69億ドル)となった。写真はドイツ・シュトゥットガルトでワールドプレミアされたメルセデス・ベンツSクラス。1月撮影(2026年 ロイター/Angelika Warmuth)
Rachel More
[シュツットガルト 12日 ロイター] - ドイツの高級車大手メルセデス・ベンツが12日発表した2025年通期決算は、支払利息・税金控除前利益(EBIT)が前年比57%減の58億ユーロ(69億ドル)となった。
中国での競争激化や関税の負担、為替差損が響き、市場予想を下回った。ビジブル・アルファがまとめた市場予想は66億ユーロだった。
売上高は9%減の1322億ユーロ。予想の1340億ユーロをやや下回った。
オラ・ケレニウス最高経営責任者(CEO)は声明で「市場環境が大きく変化する中でも、効率性、スピード、柔軟性に重点を置くことで、業績はガイダンスの範囲内に収まった」と述べた。
主力の乗用車事業は、通期の売上高利益率(調整後)が5%と、目標レンジ(4─6%)内だった。
同社は当初、25年の利益率を6─8%と見込んでいたが、トランプ米大統領が導入した関税の影響を精査するため、4月に見通しを取り下げていた。
中期的には、新型車の投入や「徹底したコスト規律」により、利益率を8─10%に引き上げることを目指すとしている。





