ニュース速報
ビジネス

TOPIX採用企業は今期0.2%増益の予想、来期も増益基調に=SMBC日興集計

2026年02月06日(金)14時28分

 2月6日 SMBC日興証券の集計によると、TOPIXを構成する3月決算企業の2026年3月期の通期純利益予想は、前年比0.2%増の53兆9950億円となっている。写真は2021年6月、都内で撮影(2026年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Noriyuki ‍Hirata

[東京 6日 ロイター‌] - SMBC日興証券の集計によると、TOPIXを構成する3月決算企業の2026年3月期の通期純利益予想‌は、前年比0.2%増​の53兆9950億円となっている。為替の円安基調が継続すれば業績も上振れる可能性があるという。SMBC日興証は、来期も増益基調は続くとの見方を示して‌いる。

5日までの発表分について試算した。開示率は45.3%。

純利益ベースの会社予想で上方修正を発表した企業は113社となり、下方修正の24社を大きく上回った。SMBC日興証の安田光チーフ株式ストラテジストは、上方修正した企業の割合は例年よりやや高いとし「マクロ要因や米関税の影響を悪く織​り込み過ぎていたためではないか⁠」と指摘する。

電気機器や銀行が業績をけん引す‍る構図は継続し、通期の増益率は5%前後に上振れる可能性があるという。ドル/円が155円─160円程度で推移すると想定し、輸出企業などの業績に寄与すると見込むほか‍、高金利は銀行にプラスとみている。一‍方、借‌り入れコストの高い企業には徐々‍にネガティブ影響が出てくる可能性があるという。

前年比で関税影響の低下が見込まれる来期(27年3月期)は、2ケタ増益が想定されるという。けん引役は電気機器と輸送⁠用機器、銀行と見込む。円安基調は「来期以降も業績のサポート役になる」(安田氏⁠)という。

2025年4―12月期の‍純利益は0.1%減だった。経常利益は6.7%増で「増益基調は担保されている。好調な業績が維持されてい​ると考えていいだろう」と安田氏は話す。経常利益ベースでのけん引役の上位は電気機器や銀行、医薬品、マイナス寄与は海運や鉄鋼、卸としている。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

インド中銀、予想通り政策金利据え置き スタンス「中

ビジネス

ソジェン、収益目標引き上げ 第4四半期純利益は予想

ビジネス

インドネシア株・通貨急落、ムーディーズ格付け見通し

ビジネス

かなり慎重にデータ見ていく、時期は予断持たず=利上
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新世論調査が示すトランプ政権への評価とは
  • 2
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近したイラン製ドローンを撃墜
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    「右足全体が食われた」...突如ビーチに現れたサメが…
  • 5
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 6
    「反トランプの顔ぶれ」にMAGAが怒り心頭...グリーン…
  • 7
    ユキヒョウと自撮りの女性、顔をかまれ激しく襲われ…
  • 8
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 9
    エプスタインが政権中枢の情報をプーチンに流してい…
  • 10
    「エプスタインは悪そのもの」「悪夢を見たほど」──…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 3
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 4
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 5
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 6
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 7
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 8
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 9
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 5
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中