TOPIX採用企業は今期0.2%増益の予想、来期も増益基調に=SMBC日興集計
2月6日 SMBC日興証券の集計によると、TOPIXを構成する3月決算企業の2026年3月期の通期純利益予想は、前年比0.2%増の53兆9950億円となっている。写真は2021年6月、都内で撮影(2026年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Noriyuki Hirata
[東京 6日 ロイター] - SMBC日興証券の集計によると、TOPIXを構成する3月決算企業の2026年3月期の通期純利益予想は、前年比0.2%増の53兆9950億円となっている。為替の円安基調が継続すれば業績も上振れる可能性があるという。SMBC日興証は、来期も増益基調は続くとの見方を示している。
5日までの発表分について試算した。開示率は45.3%。
純利益ベースの会社予想で上方修正を発表した企業は113社となり、下方修正の24社を大きく上回った。SMBC日興証の安田光チーフ株式ストラテジストは、上方修正した企業の割合は例年よりやや高いとし「マクロ要因や米関税の影響を悪く織り込み過ぎていたためではないか」と指摘する。
電気機器や銀行が業績をけん引する構図は継続し、通期の増益率は5%前後に上振れる可能性があるという。ドル/円が155円─160円程度で推移すると想定し、輸出企業などの業績に寄与すると見込むほか、高金利は銀行にプラスとみている。一方、借り入れコストの高い企業には徐々にネガティブ影響が出てくる可能性があるという。
前年比で関税影響の低下が見込まれる来期(27年3月期)は、2ケタ増益が想定されるという。けん引役は電気機器と輸送用機器、銀行と見込む。円安基調は「来期以降も業績のサポート役になる」(安田氏)という。
2025年4―12月期の純利益は0.1%減だった。経常利益は6.7%増で「増益基調は担保されている。好調な業績が維持されていると考えていいだろう」と安田氏は話す。経常利益ベースでのけん引役の上位は電気機器や銀行、医薬品、マイナス寄与は海運や鉄鋼、卸としている。





