インド中銀、予想通り政策金利据え置き スタンスは「中立」に維持
インド準備銀行(RBI、中央銀行)のロゴ。ムンバイで2025年6月撮影。REUTERS/Francis Mascarenhas
Jaspreet Singh Abinaya V
[ムンバイ 6日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行)は6日、主要政策金利のレポ金利を5.25%で据え置いた。経済成長が堅調となっているほか、今週の通商合意を受けて米国の関税圧力が和らいでいることが背景にある。
据え置きは全会一致で、市場予想通り。
金融政策スタンスは「中立」に維持され、金利が今後しばらく低水準にとどまることを示唆した。
中銀は2025年2月以降、合計125ベーシスポイント(bp)の利下げを実施。前回12月の会合では25bpの利下げを行っていた。
中銀のマルホトラ総裁は政策声明で「外的逆風は強まっているものの、米国との通商合意の成立は経済にとって好ましい兆しだ」と指摘した。また、インフレは依然として低調だと述べた。
今後は成長とインフレの見通しに基づいて判断するとした。
インドは、力強い国内需要、公共インフラ支出、比較的回復力のあるサービス部門に支えられ、世界で最も急速に成長している主要経済国の一つであり続けている。
今年度の経済成長率は7.4%と予想されており、政府の経済顧問は来年の成長率を6.8─7.2%と予測している。
インドのインフレ率は低水準で推移している。今年度の平均インフレ率は2%近くになると予想され、中銀目標の4%を下回る見込みだ。
インド10年債利回りは5bp上昇の6.70%。ルピーは1ドル=90.26ルピーの高値圏で推移。インド主要株価指数は0.5%下落した。
マルホトラ氏は、最近の貿易協定が輸出と成長を支えると述べた。
中銀の今年度インフレ予測は従来の2%からわずかに引き上げられ2.1%となった。
来年度第1・四半期と第2・四半期のインフレ率はそれぞれ4%、4.2%と予測されている。マルホトラ氏によれば、年度全体の予測は4月に発表される。





