バンガード、手数料引き下げ 競争激化背景に過去1年で2回目
写真はバンガードのロゴ。2022年6月、ニューヨーク証券取引所で撮影。REUTERS/Brendan McDermid
Suzanne McGee
[プロビデンス(米ロードアイランド州) 2日 ロイター] - 世界第2位の資産運用会社、米バンガードは2日、指数連動型投資信託と上場投資信託(ETF)合計53本の運用管理手数料を引き下げると発表した。
包括的な手数料引き下げは過去1年で2回目。前回は87本が引き下げ対象だった。今回の措置により、投資家は年間2億5000万ドルの負担が軽減される。
手数料引き下げ幅は0.01-0.10%幅で、既に低い水準がさらに下がる。
複数のアナリストは、低コストを売りにしてきたバンガードでさえ、業界に広がる手数料引き下げ競争に巻き込まれ、そうしたブランドを守らざるを得なくなっていると指摘した。
モーニングスターで資産運用業界の手数料動向を調査しているアナリストのザカリー・エバンス氏は「(今回の)引き下げ規模は手数料総額に比べれば小さい傾向にあるが、バンガードがコスト削減の方法を模索し続けているというメッセージを確かに伝えている」と述べた。
モーニングスターによると、2025年のETFの平均手数料は0.53%前後で、これにはよりコストの高いアクティブ運用商品が含まれる。平均的な投信の手数料は0.99%だった。
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