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英建設業PMI、11月は39.4 20年5月以来の低水準

2025年12月04日(木)19時48分

2025年1月16日、ロンドンの建設現場で撮影。REUTERS/Isabel Infantes

[ロンドン 4日 ロイター] - S&Pグローバルが4日発表した11月の英建設業購買担当者景気指数(PMI)は39.4と、2020年5月以来の低水準となった。

土木工事、住宅建設、商業建設が大幅に落ち込んだ。政府予算案発表を控えた不透明感が一因となった。顧客が投資の決定を先送りしたという。

10月は44.1だった。世界的な金融危機以降で最長の不況となっており、好不況の分かれ目となる50を大幅に下回っている。

住宅建設活動は、新型コロナウイルス流行に伴うロックダウン(都市封鎖)で建設作業が停止した2020年5月以来の低水準。

商業建設活動は過去5年半で最大の縮小を記録。土木工事と新規受注も20年5月以来の低水準だった。

人員削減のペースも加速し、雇用指数は20年8月以来の低水準。人件費の高止まりと業務の縮小が背景。

楽観度を示す指標は約3年ぶりの低水準。コスト圧力はわずかに上昇した。

サービス業、製造業、建設業を合わせた全セクターPMIは10月の51.4から50.1に低下した。

ロイター
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