ECB、利下げ巡る議論は時期尚早=ラトビア中銀総裁
写真は欧州中央銀行(ECB)ビル。2024年6月6日、ドイツ・フランクフルトで撮影。REUTERS/Wolfgang Rattay
[フランクフルト 27日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのカザークス・ラトビア中銀総裁は27日、ECBが次回12月理事会で利下げについて議論するのは時期尚早との認識を示した。ユーロ圏のインフレ率が依然として予想を上回る可能性があるためとした。
カザークス総裁はインタビューで、基調的なインフレが依然として2%を大きく上回っており、上振れ・下振れ双方向のリスクがあるとし、次回12月理事会は利下げに適切な時期ではないと指摘。「これまでに入手したデータを考慮すると、利下げを議論する時期は熟していないと思う」と述べた。
次回理事会では向こう3年間のインフレ率の見通しも発表される。カザークス総裁は、特に不確実性が高い状況では3年先の見通しに大きな誤差が生じるため、2028年の見通しよりも、26年と27年の数字がより重要になるとの見方を示した。
また、欧州連合(EU)が予定している新たな排出権取引制度(ETS2)の導入延期がインフレを「抑制」する可能性があるとしつつ、当局者は「2%を大きく上回る水準にあるコアインフレ率に引き続き注視する必要がある」とした。
次回のECB理事会は12月18日に開催される。ECBは6月までの1年間で中銀預金金利を半減させたものの、それ以降は据え置いている。
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