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アサヒGHD、12月期決算発表を延期 来年2月までに物流正常化目指す

2025年11月27日(木)11時42分

都内のアサヒグループホールディングス本社で2016年5月撮影。Reuters/Toru Hanai

Kentaro Okasaka

[東京 27日 ロイター] - アサヒグループホールディングスは27日、サイバー攻撃で発生したシステム障害の影響で2025年12月期の決算発表を延期すると発表した。短信の開示が期末後50日を超える見込みになったとしている。全商品の出荷再開には至らないものの、来年2月までに物流業務の正常化を目指す。

同社はこの日、9月末にサイバー攻撃を受けて以降初めて記者会見を開いた。製品の受注や出荷を通常通りにできない状況が続くなどしており、勝木敦志社長は「多くの顧客、関係先に多大な迷惑をかけていることをおわびする」と謝罪した。犯行声明を出しているランサムウエア(身代金要求型ウイルス)グループ「Qilin」に身代金は支払っていないとした。

今月27日までに顧客の個人情報152.5万件、関係先11.4万件、退職者を含む従業員とその家族27.5万件が漏えいした恐れがあるという。

*この記事はこの後更新します。

ロイター
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