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NY市場サマリー(25日)ダウ664ドル高、ドル下落・利回り低下 利下げ観測で

2025年11月26日(水)06時47分

<為替> ドルが下落した。精彩を欠く内容となった米指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)が12月の会合で追加利下げを実施するという観測が強まった。    9月の米小売売上高と卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)の発表を受け、ドル指数は0.5%安の99.746。    終盤の取引で、ユーロ/ドルは0.5%高の1.1576ドル、ポンド/ドルは0.8%高の1.3203ドル。    ドル/円は0.6%安の155.99円。高市早苗首相の自民党総裁就任後、円は10円近く下落しており、日本当局による介入警戒感が台頭している。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 国債利回りが4営業日連続で低下した。一連の経済指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)が来月会合で追加利下げに踏み切るとの見方が強まった。米ホワイトハウスの国家経済会議(NEC)のハセット委員長が次期FRB議長の最有力候補として浮上したとの報を受け、利回りは一時、低下幅を拡大した。    10年債利回りは3ベーシスポイント(bp)超低下の4%と、約1カ月ぶりの低水準となった。    2年債利回りは4bp超低下の3.461%と、10月24日以来の低水準となった。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 続伸して取引を終えた。一連の経済指標が12月の利下げを支持する内容となったことが背景。主要3指数は全てプラス圏で引け、優良銘柄で構成されるダウ工業株30種が上げを主導した。一方、人工知能(AI)関連のトップ企業であるエヌビディアの株価が下落し、ハイテク株中心のナスダック総合の上げは限定的だった。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> 米長期金利の低下や対ユーロでのドル安を背景に、3営業日続伸した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比45.80ドル(1.12%)高の1オンス=4140.00ドル。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> ロシアによるウクライナ侵攻終結を目指した協議の進展を眺め、反落した。米国産標準油種WTIの中心限月1月物の清算値(終値に相当)は前日比0.89ドル(1.51%)安の1バレル=57.95ドルと、約1カ月ぶりの安値に沈んだ。2月物は0.85ドル安の57.74ドルだった。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

ドル/円 NY午後4時 156.10/156.

11

始値 156.42

高値 156.50

安値 155.81

ユーロ/ドル NY午後4時 1.1564/1.15

66

始値 1.1526

高値 1.1585

安値 1.1526

米東部時間

30年債(指標銘柄) 16時39分 99*16.0 4.6560

0 %

前営業日終値 99*05.5 4.6770

0 %

10年債(指標銘柄) 16時38分 100*00. 3.9999

00 %

前営業日終値 99*22.5 4.0360

0 %

5年債(指標銘柄) 16時37分 100*09. 3.5618

00 %

前営業日終値 100*02. 3.6050

75 %

2年債(指標銘柄) 16時37分 99*27.0 3.4566

0 %

前営業日終値 99*25.1 3.4890

3 %

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 47112.45 +664.18 +1.43

前営業日終値 46448.27

ナスダック総合 23025.59 +153.59 +0.67

前営業日終値 22872.01

S&P総合500種 6765.88 +60.76 +0.91

前営業日終値 6705.12

COMEX金 12月限 4140.0 +45.8

前営業日終値 4094.2

COMEX銀 12月限 5096.5 +63.9

前営業日終値 5032.6

北海ブレント 1月限 62.48 ‐0.89

前営業日終値 63.37

米WTI先物 1月限 57.95 ‐0.89

前営業日終値 58.84

CRB商品指数 294.3947 ‐1.5897

前営業日終値 295.9844

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