ニュース速報
ビジネス

米国株式市場=S&P・ナスダック上昇、アマゾン・オープンAIの提携受け

2025年11月04日(火)06時22分

米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が上昇して取引を終えた。写真はニューヨーク証券取引所(NYSE)で10月撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)

Stephen Culp

[ニューヨーク 3日] - 米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が上昇して取引を終えた。経済指標の不足により、米連邦準備理事会(FRB)の短期的な金融政策を巡る不透明感が高まっているものの、人工知能(AI)関連企業の契約が支援材料となった。

テクノロジー株が中心のナスダックが上げを主導。一方、ダウ工業株30種はヘルスケア企業のユナイテッドヘルス・グループとメルクの下落に押され、マイナス圏に沈んだ。

アマゾン・ドット・コムは3日、生成AI「Chat(チャット)GPT」を手掛ける米オープンAIに対し、7年間で380億ドルの契約に基づきクラウドサービス「AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)」を提供すると発表した。これを受けてアマゾンが急伸した。

半導体大手エヌビディアも、トランプ米大統領が2日、同社のAI用最先端半導体「ブラックウェル」について、米国企業向けに確保され、中国やその他の国には提供されないと述べたことを受け買われた。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 47336.68 -226.19 -0.48 47697.33 47697.33 47135.96

前営業日終値 47562.87

ナスダック総合 23834.72 +109.77 +0.46 23951.91 23976.84 23764.87

前営業日終値 23724.96

S&P総合500種 6851.97 +11.77 +0.17 6882.32 6882.32 6820.62

前営業日終値 6840.20

ダウ輸送株20種 15821.12 -69.05 -0.43

ダウ公共株15種 1112.82 +1.25 +0.11

フィラデルフィア半導体 7270.97 +42.31 +0.59

VIX指数 17.17 -0.27 -1.55

S&P一般消費財 1996.58 +33.44 +1.70

S&P素材 538.57 -3.03 -0.56

S&P工業 1306.19 -5.52 -0.42

S&P主要消費財 844.73 -3.97 -0.47

S&P金融 866.67 -3.77 -0.43

S&P不動産 257.18 -0.42 -0.16

S&Pエネルギー 673.45 -1.29 -0.19

S&Pヘルスケア 1682.15 +2.12 +0.13

S&P通信サービス 428.58 -1.39 -0.32

S&P情報技術 5983.56 +23.43 +0.39

S&P公益事業 452.39 +0.26 +0.06

NYSE出来高 14.17億株

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 52620 + 150 大阪比

シカゴ日経先物12月限 円建て 52565 + 95 大阪比

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国副首相、香港と本土の金融関係強化に期待

ワールド

高市首相、来夏に成長戦略策定へ 「危機管理投資」が

ワールド

サムスンSDI、蓄電池供給でテスラと交渉 株価急騰

ビジネス

スタバ、中国事業経営権を地元資本に売却 競争激化で
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    米沿岸に頻出する「海中UFO」──物理法則で説明がつかない現象を軍も警戒
  • 3
    「あなたが着ている制服を...」 乗客が客室乗務員に「非常識すぎる」要求...CAが取った行動が話題に
  • 4
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 5
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 6
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 7
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 8
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 9
    「白人に見えない」と言われ続けた白人女性...外見と…
  • 10
    これをすれば「安定した子供」に育つ?...児童心理学…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 5
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 6
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 7
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 8
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨…
  • 9
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 10
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中