米コノコフィリップス、カナダで11月に人員削減=社内メモ
10月23日、米石油・ガス大手コノコフィリップスは、カナダの事業所で従業員のレイオフ(一時解雇)を実施する。写真は同社のロゴ。2023年7月、バンクーバーで撮影(2025年 ロイター/Chris Helgren)
Amanda Stephenson Georgina McCartney Arathy Somasekhar
[カルガリー/ヒューストン 23日 ロイター] - 米石油・ガス大手コノコフィリップスは、カナダの事業所で従業員のレイオフ(一時解雇)を実施する。情報筋3人と、ロイターが閲覧した社内メモで明らかになった。
同社は来年までに世界の従業員全体の25%を削減する計画で、カナダでのレイオフはその一環とされる。
メモは解雇人数を明記していないが、11月第1週にカナダ各地の事業所で通知を始めるとしている。
同社を含む米石油企業は今年、原油価格の下落によって業績が圧迫され、人員や設備投資の削減を迫られている。
コノコフィリップスのウェブサイトによると、同社は2024年末時点でカナダで950人を雇用していた。
広報担当者は電子メールで、地域ごとの従業員や請負業者の削減数は公表していないと述べた。





