日銀は金融市場など丁寧に確認し予断持たずに政策判断＝城内成長戦略相

　１０月２４日、城内実成長戦略相（写真）は閣議後会見で、来週２９－３０日に予定される金融政策決定会合では、日銀が金融市場などを丁寧に確認し予断を持たずに政策判断する、と述べた。写真は２０２４年１０月、都内で撮影（２０２５年　ロイター/Issei Kato）

Yoshifumi Takemoto

［東京　２４日　ロイター］ - 城内実成長戦略相は２４日の閣議後会見で、来週２９－３０日に予定される金融政策決定会合では、日銀が金融市場などを丁寧に確認し予断を持たずに政策判断する、と述べた。金融政策の具体的手法は日銀に委ねられているとした。

高市早苗政権は利上げに消極的とみられており、金融市場では日銀は来週政策を据え置くとの見方が多いことに関する質問に回答した。

円安が物価高を助長する点に関し、「為替は市場で様々な要因で決まる」としてコメントを控えた。同時に、日銀が公表している輸入物価指数は８カ月連続で前年比マイナスが続いていると指摘した。