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オランダ半導体メーカー、自動車向け供給保証できない可能性=自工会

2025年10月23日(木)14時38分

 10月23日 日本自動車工業会(自工会)は23日、オランダの半導体メーカーが自動車部品メーカーに対し、納品が保証できない可能性について通知したことが確認されていると明らかにした。写真はネクスペリアのロゴ。2024年6月、独ハンブルグで撮影(2025年 ロイター/Fabian Bimme)

[東京 23日 ロイター] - 日本自動車工業会(自工会)は23日、オランダの半導体メーカーが自動車部品メーカーに対し、納品が保証できない可能性について通知したことが確認されていると明らかにした。

この半導体メーカーの製品は電子制御ユニットなどに使用される重要な部品であるため、自工会に所属する自動車メーカー各社の世界生産に深刻な影響を及ぼす事態だと認識していると説明。関係各国による迅速かつ現実的な解決に期待するとした。

日本経済新聞は22日、 オランダに拠点を置く中国資本の半導体メーカー、ネクスペリアを巡るオランダと中国の対立を受け、日本メーカーに納める複数の商社が出荷停止の通告を受けたことが分かったと報じていた。生産停止を回避すべくホンダなどが調査に入ったと伝えている。

ロイター
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