NY外為市場=英ポンド下落、ドルは対円で小幅安

ニューヨーク外為市場では、英ポンドが対ドルで下落した。英国の9月の消費者物価指数(CPI)伸びが予想を下回り、利下げ観測が高まったことでポンドに売りが出た。5月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ニューヨーク 22日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、英ポンドが対ドルで下落した。英国の9月の消費者物価指数(CPI)伸びが予想を下回り、利下げ観測が高まったことでポンドに売りが出た。ドルは対円ではやや下落した。
終盤の取引でドル/円は0.04%安の151.875円。前日の取引では、高市新政権が近くまとめる経済対策の規模が前政権の13兆9000億円を上回る可能性があると報じられたことを受け、円は対ドルで1週間ぶりの安値を付けていた。
円は今月に入り対ドルで2.5%下落。高市氏の拡張的な財政政策などを見据え円が売られる中、月間ベースの下落としてはすでに7月以来最大となっている。INGの外為アナリスト、フランチェスコ・ペソレ氏は「首相としての高市氏の最初の発言から、当面は市場を落ち着かせ、円の弱さをこれ以上悪化させたくないという気持ちがうかがえる」としている。
片山さつき財務相は22日、経済対策には十分な規模が必要と述べたほか、政府は日銀と連携して経済、金融政策の実効性を高める必要があるとの考えを示した。
終盤の取引で主要通貨に対するドル指数は0.08%安の98.897。
ユーロ/ドルは0.09%高の1.16ドル。ウクライナを巡っては、ロシアがウクライナでの即時停戦を拒否したことを受け、ハンガリーで予定されていた米ロ首脳会談が当面保留になった。
英ポンド/ドルは一時0.5%安。終盤の取引では0.13%安の1.336ドル。
英国立統計局(ONS)発表の9月のCPIは前年同月比3.8%上昇。伸びはエコノミスト予想の4.0%を下回った。ゴールドマン・サックスのアナリストは、9月のCPI統計で実質的、かつ明確にインフレの鈍化が示されたとし、イングランド銀行(英中央銀行)の次回利下げは予想されている来年2月より前倒しされる可能性が高まったとの見方を示した。
ドル/円 NY午後4時 151.98/151.99
始値 151.82
高値 152.04
安値 151.52
ユーロ/ドル NY午後4時 1.1605/1.1607
始値 1.1585
高値 1.1622
安値 1.1578
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