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住友化学、サウジ社の株売却など350億円の利益 再建支援の一環

2025年10月22日(水)16時30分

Kentaro Okasaka

[東京 22日 ロイター] - 住友化学は22日、業績が低迷するサウジアラビアの石油精製・石油化学企業ラービグ・リファイニング・アンド・ペトロケミカル・カンパニー(ペトロ・ラービク)の株式売却などで、2026年3月期の第3・四半期(25年10─12月)に連結の税引き前損益として約350億円の利益を計上する見込みだと発表した。

ペトロ・ラービクは住友化学とサウジアラムコが株式37.5%ずつを保有していたが、ペトロ・ラービクの財務構造改善と再建プラン支援のため、住友化学が約22.5%をサウジアラムコに売却。売却額を、ペトロ・ラービクが新たに発行する株式を引き受ける手法で拠出した。株式売却益は500億円だったが、新たに引き受けたペトロ・ラービク株の評価損150億円を金融費用として計上するため、利益の純額は350億円となる。

ロイター
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