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バーレ、7-9月鉄鉱石生産量は約7年ぶり高水準

2025年10月22日(水)11時27分

 ブラジル資源大手バーレが21日発表した7─9月期の鉄鉱石生産量は前年同期比3.8%増の9449万トンで、2018年10─12月期以来約7年ぶりの高水準になった。写真は同社のロゴ。2017年8月撮影(2025年 ロイター/Ricardo Moraes)

Andre Romani Marta Nogueira

[リオデジャネイロ/サンパウロ 21日 ロイター] - ブラジル資源大手バーレが21日発表した7─9月期の鉄鉱石生産量は前年同期比3.8%増の9449万トンで、2018年10─12月期以来約7年ぶりの高水準になった。

ブラジル北部の「S11D採掘プロジェクト」の生産量が7─9月として過去最大に達したほか、他のプロジェクトでも生産が増えた。

今年全体の鉄鉱石生産量は3億2500万─3億3500万トンを見込んでいる。1─9月の生産量は2億4570万トンだった。

7─9月の銅生産量は5.7%増の9万0800トン、ニッケル生産量は0.6%減の約4万6800トン。

バーレは、鉄鉱石・銅・ニッケル事業が今年の生産量見通しレンジの上限に向かう流れだと説明している。

シティのアナリストチームは7─9月の生産実績について、少なくとも見通しレンジの中間値に十分達する内容だと評価した。

ロイター
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