米8月小売売上高0.6%増、3カ月連続増で予想上回る 堅調な消費示唆

米商務省が16日発表した8月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.6%増加した。米ニュージャージー州で4月撮影(2025年 ロイター/Siddharth Cavale)
[ワシントン 16日 ロイター] - 米商務省が16日発表した8月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.6%増加した。3カ月連続で増加し、市場予想の0.2%増を上回った。
物価上昇が売上高押し上げの一因となっている可能性があるものの、消費が全般的に勢いを維持している様子を示した。ただ、労働市場の減速を踏まえ、利下げが予想されている今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での決定に影響する可能性は低いとみられる。
7月分は0.6%増に上方改定された。前年比は5.0%増だった。
モルガン・スタンレー・ウェルス・マネジメントのチーフ経済ストラテジスト、エレン・ゼントナー氏は、堅調な消費支出は「経済にとって良いニュース」としつつも、「米連邦準備理事会(FRB)がどの程度積極的に利下げする必要があるかという議論が活発化する可能性がある」と指摘。「現時点でFRBの最大の懸念は労働市場の軟化だが、今回のようなデータが増えれば、金利について慎重に進めることが可能と確信するのではないか」と述べた。
項目別では、自動車・部品が前月比0.5%増。7月は1.7%増だった。価格上昇を反映した公算が大きいとみられる。
インターネット通販などの無店舗小売は2.0%増、衣料品は1.0%増、スポーツ用品・趣味・楽器・書店は0.8%増、食品・飲料は0.3%増。ガソリン価格の上昇を背景に、ガソリンスタンドは0.5%増だった。
サービス部門として小売統計に唯一含まれる飲食店は0.7%増と、7月の0.1%減からプラスに転じた。
LPLファイナンシャルのチーフエコノミスト、ジェフリー・ローチ氏は、外食への支出増は「消費が安定し、景気後退リスクが最小限に抑制されていることを示唆している」と述べた。
自動車、ガソリン、建設資材、食品サービスを除くコアの小売売上高は0.7%増加。7月は0.5%増で改定されなかった。
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