豪年金基金、為替ヘッジ拡大を 海外投資増で=中銀副総裁

9月16日、 オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)のハウザー副総裁は国内の年金基金セクターが世界2位の規模に成長する可能性が高く、海外投資の比率が増すため、為替ヘッジの利用を拡大する必要があるとの見解を示した。写真は豪ドル紙幣。2018年2月撮影(2025年 ロイター/Daniel Munoz)
[シドニー 16日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)のハウザー副総裁は16日、国内の年金基金セクターが世界2位の規模に成長する可能性が高く、海外投資の比率が増すため、為替ヘッジの利用を拡大する必要があるとの見解を示した。
シドニーで行われたCLSバンク・インターナショナルの理事会向けの講演で、豪ドルはグローバルリスク資産の「自然な」ヘッジとして引き続き良好に機能していると指摘。
同国の年金基金は、前四半期に米国の関税を受けて株価が下落した際に株式ヘッジを増やしたが、大幅に増やしたわけではなかったと述べた。
豪ドルは米国株に連動して下落する傾向があるため、年金基金はこれまで為替ヘッジの比率を低めに抑えてきた。
ただ、ハウザー氏は「不確実性は依然として高い」とし「状況は急速に変わり得る。スーパーファンド(年金基金)の資産残高が拡大するという構造的な傾向があり、資産の多くを海外に投資する必要が出てくる。特にスーパーファンドがリスク管理やシナリオ計画の能力を高めることがますます重要になっている」と述べた。
具体的には、年金基金セクターの総資産は現在、国内総生産(GDP)の150%だが、今後10年で180%に達する見通し。これに伴い、年金基金セクターの為替ヘッジ残高は今後10年で倍増し1兆豪ドルになる可能性があるという。
また、年金基金の加入者の平均年齢が上がるにつれ、リターンの確実性を求める動きが広がり、年金基金のポートフォリオが株式から債券に移行する可能性が高いと分析。債券は為替ヘッジの比率が高いと指摘した。
-
事務/英語が活かせる外資系企業でスカウト・データ管理/在宅週2OK その他オフィスワーク・事務
ランスタッド株式会社
- 東京都
- 月給31万5,000円
- 正社員
-
外資系企業オフィス運営の統括マネージャー 英語力活かせる/月38万円~/港区 20代・30代活躍中
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社
- 東京都
- 月給38万円~50万円
- 正社員
-
外資系投資銀行の総合受付チームリーダー 土日祝休み 月25万円~ 千代田区 20代・30代活躍中
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社
- 東京都
- 月給25万円~35万7,000円
- 正社員
-
年休120日 土日祝休み 外資系金融企業の本社受付@港区/土日祝休み
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社
- 東京都
- 月給25万円~34万円
- 正社員