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企業物価7月は+2.6%に鈍化、北米向け自動車の輸出価格は-18.4%

2025年08月13日(水)09時51分

 日銀が13日に発表した7月の企業物価指数(CGPI)速報によると、国内企業物価指数は前年比2.6%上昇した。写真は日銀本店。1月23日、東京で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)

Takahiko Wada

[東京 13日 ロイター] - 日銀が13日に発表した7月の企業物価指数(CGPI)速報によると、国内企業物価指数は前年比2.6%上昇した。伸び率は4カ月連続で鈍化した。農林水産物の伸び率が鈍化したほか、電力・都市ガス・水道の下落が重しとなったとみられる。前月比は0.2%上昇だった。

ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値、前年比2.5%上昇を上回った。

北米向け乗用車の輸出価格(契約通貨ベース)は前年比18.4%下落。前月は19.4%下落していた。輸出数量の減少を回避するため、自動車メーカーが輸出価格を大幅に引き下げているとみられる。

輸入物価指数(円ベース)は前年比10.4%下落。下落は6カ月連続。

*日銀の発表資料は以下のURLでご覧になれます。

http://www.boj.or.jp/statistics/pi/cgpi_release/

ロイター
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