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横浜ゴム、通期見通し上方修正 年間配当112円に増配

2025年08月12日(火)14時49分

[東京 12日 ロイター] - 横浜ゴムは12日、25年12月期の純利益(国際会計基準)が前年比17.5%増の880億円と過去最高となる見通しだと発表した。従来予想は815億円だった。

IBESがまとめたアナリスト10人のコンセンサス予想では、25年12月期通期の連結純利益の平均値は829億円。

市販用タイヤの販売が好調に推移しているほか、米関税の影響も5月時点の想定を25億円下回る140億円に修正した。関税影響は販売価格見直しや数量増などで吸収できる見通しとしている。

売上収益は前年比12.8%増の1兆2350億円(従来予想1兆2200億円)、営業利益は同17.9%増の1405億円(同1320億円)といずれも過去最高となる。

業績を踏まえ、期末配当を従来予想の54円から64円に修正、年間配当を102円から112円とし、前年実績(98円)より14円の増配とする。

ロイター
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