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SGホールディングス、通期予想を上方修正 子会社の業績上乗せなどで

2025年08月08日(金)17時18分

[東京 8日 ロイター] - SGホールディングスは8日、2026年3月期通期の連結業績について、営業利益予想を前年比4.7%増の920億円に上方修正したと発表した。従来予想は910億円だった。中間期(4─9月)の業績予想も上方修正した。2月に買収した台湾子会社の業績取り込みが早期に完了したことや、国内3PL(サード・パーティー・ロジスティクス=第三者による物流・ロジスティクス機能の代行サービス)事業の上振れなどが寄与した。

IBESがまとめたアナリスト11人のコンセンサス予想では、通期の連結営業利益の平均値は914億円だった。

同日、ロジスティクス子会社が保有する貿易物流の上海虹迪物流(RUNBOW)の出資持分を現地の会社に譲渡することを決定。純利益予想は出資持分譲渡による特別損失を織り込んだ一方、営業利益の上振れ、為替変動の影響、遊休不動産の売却による特別利益などを踏まえ、全体としては据え置きとした。

中間期および通期業績見通しは以下の通り。

項目 中間期予想(今回) 前年比 従来予想 通期予想(今回) 前年比 従来予想

期間 4─9月 - 25年4月─26年3月 - -

売上高 7935.0 12.1 7625.0 16530 11.7 16290

営業利益 370.0 △5.4 360.0 920 4.7 910

純利益 210.0 △17.6 210.0 570 △1.9 570

配当 26.00(無) - 53.00(無) - -

※単位:売上高・利益は億円、配当は円、前年比は%、△はマイナス、「有無」は配当の修正の有無

ロイター
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