日経平均は3日ぶり反発、米株高を好感 円高警戒くすぶる

8月5日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比258円84銭高の4万0549円54銭と3日ぶりに反発して取引を終えた。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Noriyuki Hirata
[東京 5日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比258円84銭高の4万0549円54銭と3日ぶりに反発して取引を終えた。米国市場で早期利下げ期待が高まり株価が反発したことを好感し、前日安からの買い戻しが優勢になった。一方、ドル/円の円高基調への警戒感はくすぶり、午後にかけて伸び悩んだ。
日経平均は230円高で寄り付いた後も堅調に推移し、一時358円高の4万0649円に上値を伸ばした。前週末に発表された弱い米雇用統計への失望が、週明けには早期利下げ期待に転じて米株が反発し、東京市場でもひとまず安心感が広がった。
米市場でハイテク株高となる中、電子部品は総じて堅調。時間外取引の米株先物はプラスで推移し、投資家心理を支えた。
一方、市場では「前日に売られた銘柄を中心に買い戻されたが、上値を買っていく雰囲気はない」(内藤証券の田部井美彦投資調査部長)との見方が聞かれた。米国で早期利下げの織り込みが進むことは、円高のリスクが高まる側面もあるとして「日本株にとって、プラス面ばかりではない」(田部井氏)との声があった。
TOPIXは0.7%高の2936.54ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.7%高の1511.38ポイントだった。プライム市場の売買代金は4兆8776億8100万円だった。東証33業種では、値上がりは非鉄金属や水産・農林、電気・ガスなど30業種、値下がりは海運や倉庫・運輸関連、小売など3業種だった。
決算発表などを手掛かりにした物色は活発。三菱重工業は上場来高値を更新し、ロームは年初来高値を更新した。マツダは大幅高。フジクラは上場来高値を更新した。一方、LINEヤフーは大幅安、ヤマハ発動機は軟調だった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.3%高の772.36ポイントと、5日続伸した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1154銘柄(71%)、値下がりは412銘柄(25%)、変わらずは56銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 40549.54 258.84 40521 40,421.88─40,649.38
TOPIX 2936.54 20.34 2928.83 2,923.73─2,944.02
プライム指数 1511.38 10.49 1506.29 1,504.96─1,515.15
スタンダード指数 1425.87 4.11 1426.01 1,425.19─1,429.70
グロース指数 998.10 10.81 994.02 992.39─998.29
グロース250指数 772.36 9.91 767.91 767.25─772.51
東証出来高(万株) 213121 東証売買代金(億円) 48776.81
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