午前の日経平均は反落、半導体株安が重し 売り一巡後は下げ渋りも

前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比155円16銭安の4万0914円66銭と、反落した。写真は東京証券取引所で2012年6月撮影(2025年 ロイター/Yuriko Nakao)
Hiroko Hamada
[東京 1日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比155円16銭安の4万0914円66銭と、反落した。指数寄与度の大きい半導体関連銘柄が下落し、相場を押し下げ、日経平均は一時480円超安となった。一方、為替の円安進行が支えとなり主力株の一角が堅調で、売り一巡後は下げ渋った。決算発表を受けた物色も引き続き活発だった。
日経平均は39円安と小幅安でスタートした後、下げ幅を拡大し、前場序盤に一時481円安の4万0588円17銭まで下落した。前日に業績見通しの引き下げを発表した東京エレクトロンが一時ストップ安となるなど大幅下落し、相場の重しとなった。ただ、売りが一巡すると日経平均は下げ幅を縮小し、前場後半にかけては下げ渋る展開となった。プライム市場では8割が値上がりするなど、底堅さも確認された。
市場では「決算を手掛かりにした物色では、出遅れ感のある銘柄が大きく買われている一方、元々期待が高かった銘柄は反応が限られるなど、まちまちな動き」(山和証券の調査部部長・志田憲太郎氏)との見方が聞かれた。今後の日本株については、「関税影響を踏まえるとEPS(1株当たり純利益)は切り上がりにくく、日経平均がどんどん上値を追う展開にはなりにくいのではないか」(志田氏)という。ただ、需給面では海外勢の買いや企業の自社株買いに支えられ、下値も堅いとみられている。
TOPIXは0.42%高の2955.39ポイントで前場の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は2兆9085億7500万円だった。東証33業種では、電気・ガス、金属製品、建設など29業種が値上がり。電気機器、銀行、倉庫・運輸関連など4業種は値下がりした。
個別では、東京エレクトロンが17%安となり、日経平均を461円ほど押し下げた。アドバンテスト、ソフトバンクグループも値下がりした。
一方、前日に決算を発表したJT、三菱電機、東京電力ホールディングスは堅調。主力のトヨタ自動車は1%超高となったほか、三菱自動車工業、日産自動車も買われた。ドルが150円台後半で推移し円安が進む中、自動車株はしっかりだった。
プライム市場の騰落数は、値上がり1314銘柄(80%)に対し、値下がりが274銘柄(16%)、変わらずが35銘柄(2%)だった。
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