日経平均は5日ぶり反発、米ハイテク決算好感 日米中銀会合は無難

7月31日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比415円12銭高の4万1069円82銭と5日ぶりに反発して取引を終えた。2020年10月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Noriyuki Hirata
[東京 31日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比415円12銭高の4万1069円82銭と5日ぶりに反発して取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀の金融政策決定会合を無難に通過したほか、米ハイテク大手の好決算が伝わり、投資家心理が好転した。
日経平均は小反発で寄り付いた後も徐々に上値を伸ばし、終盤には496円高の4万1151円に上昇する場面があった。米メタ・プラットフォームズと米マイクロソフト(MS)が堅調な決算を発表し、時間外の米株先物がしっかりと推移する中、31日の米株高への思惑も支えになった。 データセンター向け需要への思惑があるフジクラなど電線株が高かったほか、東京エレクトロンなど半導体関連株が総じて堅調だった。ドル/円の円安基調も輸出株を中心に投資家心理を支えた。正午ごろに、日銀が政策金利の現状維持を決めたと伝わった。市場の予想通りで、直接的な相場反応は乏しかった。
後場は、取引終了後の時間帯に予定された植田和男総裁による会見待ちの様相となった。市場では「明日発表される米雇用統計待ちの側面も強い」(フィリップ証券の増沢丈彦・株式部トレーディング・ヘッド)との見方もあった。「雇用統計が適度に弱く、(米国での)早期利下げ見通しが強まるようなら、週明け以降、リスクオンに回帰するのではないか」(増沢氏)という。 日本時間の早朝に結果が発表されたFOMCは、政策金利の据え置きを決定。米連邦準備理事会(FRB)議長は会見で、早期の利下げに慎重な姿勢を改めて示した。 TOPIXは0.78%高の2943.07ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.78%高の1514.73ポイントだった。プライム市場の売買代金は5兆3877億3100万円だった。東証33業種では、値上がりは非鉄金属や保険、ガラス・土石製品など27業種、値下がりは金属製品や輸送用機器、鉄鋼など6業種だった。
取引時間中に発表した決算が好感された住友電気工業が上場来高値を更新。前日に決算を発表した京セラや村田製作所は堅調だった。一方、カプコンは大幅安、トヨタ自動車は軟調だった。 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.85%高の760.32ポイントと続伸した。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1271銘柄(78%)、値下がりは305銘柄(18%)、変わらずは47銘柄(2%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 41069.82 415.12 40693 40,639.32─41,151.25
TOPIX 2943.07 22.89 2927.26 2,922.18─2,946.62
プライム指数 1514.73 11.79 1507.13 1,504.36─1,516.35
スタンダード指数 1424.19 8.98 1418.41 1,418.11─1,425.43
グロース指数 984.46 8.62 978.32 976.50─984.46
グロース250指数 760.32 6.44 755.7 753.95─760.32
東証出来高(万株) 212974 東証売買代金(億円) 53877.31
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