メルセデスが米にEV納入一時停止、新モデルを値下げ

7月30日、ドイツの乗用車メーカー、メルセデス・ベンツ は電気自動車(EV)「EQ」シリーズの米国への納入を一時停止し、EQの新モデルとなる2026年型の米国での価格を引き下げると発表した。写真は「EQS SUV」のダッシュボード。アラバマ州ウッドストックのEV用電池工場で2022年3月撮影(2025年 ロイター/Elijah Nouvelage)
Alessandro Parodi Amir Orusov
[30日 ロイター] - ドイツの乗用車メーカー、メルセデス・ベンツ は30日、電気自動車(EV)「EQ」シリーズの米国への納入を一時停止し、EQの新モデルとなる2026年型の米国での価格を引き下げると発表した。需要が鈍化し、ディーラーの在庫が過剰になっているため、てこ入れする。
トランプ米大統領が今月上旬に署名して成立した税制・歳出法は、EVへの税額控除の廃止を盛り込んだ。税額控除廃止の時期が想定されていたより早かったため、アナリストらはEVの米販売台数が予想を下回るとの見方を示している。
ベンツは米国への納入を一時停止することでEQシリーズの在庫を圧縮。併せてEQシリーズのセダン「EQS」とスポーツタイプ多目的車(SUV)モデルそれぞれの26年型の標準価格を、配送費用を除いて4―16%引き下げる。
オラ・ケレニウス最高経営責任者(CEO)氏は30日の25年第2・四半期決算発表で、バッテリーだけを動力源として走るEV(BEV)の米国での販売拡大ペースが鈍化しているとしながらも「私たちは米国でのBEV需要がゼロになることはないと確信している。BEV販売は中長期的に米国で緩やかに上昇していくと引き続き考えている」と語った。
ベンツは今年2月、新たな製品ラインナップではガソリン車とディーゼル車の内燃機関車の生産台数がEVを上回ることを表明した。昨年第4・四半期のBEVの販売台数が前年同期より25%減ったことを踏まえ、27年末までの新製品を内燃機関車が19モデル、BEVが17モデルとする目標を掲げた。
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