鉱工業生産4月は前月比0.9%低下、3カ月ぶりマイナス

5月30日、経済産業省が発表した4月鉱工業生産指数速報は前月比0.9%低下となった。写真は2012年10月、京浜工業地帯で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Tetsushi Kajimoto
[東京 30日 ロイター] - 経済産業省が30日発表した4月鉱工業生産指数速報は前月比0.9%低下と、3カ月ぶりのマイナスだった。ロイターの事前予測調査では同 1.4%低下と予想されていたが、これより小幅な低下にとどまった。
生産予測指数は5月が前月比9.0%上昇、6月が同3.4%低下だった。経済産業省は生産の基調判断を「一進一退」に据え置いた。
4月は、アクティブ液晶パネルを含む電子部品・デバイス工業が5.4%増、コンベヤ・ボイラ部品などの汎用業務用機械工業が3.4%増となり、フェノール、ポリプロピレンなどを含む無機・有機化学工業も増加した。
*経産省の発表資料は以下のURLでご覧ください。
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