来年のバークシャー株主総会、バフェット氏は登壇せず=現地紙

米投資会社バークシャー・ハサウェイの創業者で会長のウォーレン・バフェット氏(写真)は、同社の2026年の株主総会では、例年のような登壇を見送る方針だ。5月3日、ネブラスカ州オマハで撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)
[18日 ロイター] - 米投資会社バークシャー・ハサウェイの創業者で会長のウォーレン・バフェット氏は、同社の2026年の株主総会では、例年のような登壇を見送る方針だ。同社が本社を置くネブラスカ州オマハの新聞「オマハ・ワールド・ヘラルド」が18日に報じた。
バフェット氏は登壇せず、取締役会の傍らに座り、現副会長で次期最高経営責任者(CEO)のグレッグ・アベル氏が質問に答えるという。
報道によると、バフェット氏の娘でバークシャーの取締役を務めるスージー・バフェット氏の話として、ウォーレン氏の要請で、来年からアベル氏が登壇する。
アベル氏は同紙に対し、次回の年次株主総会は5月2日にオマハで開催されると明らかにした。
バークシャーは今月、アベル氏のCEO就任後もバフェット氏が会長にとどまると発表。94歳のバフェット氏はこの2日前にオマハで開催された年次株主総会で、今年末でCEOを退任して60年間にわたる自身の指揮に終止符を打つと表明している。