ニュース速報
ビジネス

米カンザスの電池工場、自動車メーカーから早期稼働の要望=パナソニックHD社長 

2025年05月14日(水)18時28分

 パナソニックホールディングスの楠見雄規社長は、生産開始が遅れている米カンザス州の車載用円筒型リチウムイオン電池の新工場について、顧客の自動車メーカーから早期稼働を求める声があると明らかにした。写真は、イベントに展示されたパナソニックのロゴ。2017年10月、千葉で撮影(2025年 ロイター/Toru Hanai)

Maki Shiraki

[東京 14日 ロイター] - パナソニックホールディングスの楠見雄規社長は、生産開始が遅れている米カンザス州の車載用円筒型リチウムイオン電池の新工場について、顧客の自動車メーカーから早期稼働を求める声があると明らかにした。電気自動車(EV)の需要が足元で鈍化する中でも、「今のところはしっかりとデマンド(需要)が来るという見通しで計画している」と語った。

同工場は2024年度の生産開始を目指していたが、生産設備の導入が遅れたため、まだ稼働していない。現在は生産立ち上げに向けて少量での試験生産に入るなど最終段階で、今年上期中に量産準備を完了する予定。13日にロイターなどの取材に応じた楠見社長は、具体的な開始時期は明言しなかった。

楠見社長は顧客から要望が届いている背景の1つとして、中国製電池を使う取引先が、米インフレ抑制法(IRA)の対象となっているパナソニック製の電池に「置き換えているのではないか」との見方を示した。「早く稼働してほしいというポジティブな後押しもいただいている」とした。

楠見社長は9日の決算会見でも「電池の需要は落ちていない」と説明し、現時点で顧客の自動車メーカーから契約の見直しなどもないと話していた。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ大統領、シリア暫定大統領と会談 関係正常化

ワールド

自動車など関税維持との米大統領発言、「承知もコメン

ワールド

ロシア、交渉団メンバー明らかにせず 「プーチン氏の

ビジネス

中国新規銀行融資、4月は予想以上の急減 貿易戦争で
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:2029年 火星の旅
特集:2029年 火星の旅
2025年5月20日号(5/13発売)

トランプが「2029年の火星に到着」を宣言。アメリカが「赤い惑星」に自給自足型の都市を築く日

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    ゴルフ場の近隣住民に「パーキンソン病」多発...原因は農薬と地下水か?【最新研究】
  • 3
    カヤック中の女性がワニに襲われ死亡...現場動画に映った「殺気」
  • 4
    母「iPhone買ったの!」→娘が見た「違和感の正体」に…
  • 5
    あなたの下駄箱にも? 「高額転売」されている「一見…
  • 6
    加齢による「筋肉量の減少」をどう防ぐのか?...最新…
  • 7
    トランプ「薬価引き下げ」大統領令でも、なぜか製薬…
  • 8
    iPhone泥棒から届いた「Apple風SMS」...見抜いた被害…
  • 9
    「がっかり」「私なら別れる」...マラソン大会で恋人…
  • 10
    「奇妙すぎる」「何のため?」ミステリーサークルに…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 3
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 4
    ゴルフ場の近隣住民に「パーキンソン病」多発...原因…
  • 5
    加齢による「筋肉量の減少」をどう防ぐのか?...最新…
  • 6
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 7
    カヤック中の女性がワニに襲われ死亡...現場動画に映…
  • 8
    母「iPhone買ったの!」→娘が見た「違和感の正体」に…
  • 9
    シャーロット王女の「親指グッ」が話題に...弟ルイ王…
  • 10
    ロシア機「Su-30」が一瞬で塵に...海上ドローンで戦…
  • 1
    心臓専門医が「絶対に食べない」と断言する「10の食品」とは?...理想は「1825年の食事」
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 5
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 6
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 7
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 8
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 10
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中