米インフレ再上昇せず、ホワイトハウス経済顧問がFRBの懸念に反論

米大統領経済諮問委員会(CEA)のスティーブン・ミラン委員長は7日、米連邦準備理事会(FRB)が示している米国のインフレ率が再び上昇するという懸念について、トランプ大政権はそのような事態にはならないと考えていると述べた。1日撮影(2025年 ロイター/Evelyn Hockstein)
[7日 ロイター] - - 米大統領経済諮問委員会(CEA)のスティーブン・ミラン委員長は7日、米連邦準備理事会(FRB)が示している米国のインフレ率が再び上昇するという懸念について、トランプ大政権はそのような事態にはならないと考えていると述べた。
ミラン氏はFOXニュースのインタビューで、「われわれはそうは考えていない。トランプ大統領は金利と金融政策に関する自身の見解を極めて明確に示している」と語った。
FRBはこの日まで2日間の日程で開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを決定。FOMC声明で、経済は全体として「引き続き堅調なペースで拡大している」としたほか、労働市場は引き続き堅調で、インフレ率は依然やや高止まりしているとの見方を示した。