インドネシア中銀、予想通り金利据え置き 緩和サイクル一時停止

2月19日、 インドネシア中央銀行は市場予想通りに政策金利を据え置き、金融緩和サイクルを一時停止した。 写真はペリー・ワルジヨ中銀総裁。ジャカルタで1月撮影(2025年 Reuters/Willy Kurniawan)
[ジャカルタ 19日 ロイター] - インドネシア中央銀行は19日、市場予想通りに政策金利を据え置き、金融緩和サイクルを一時停止した。インフレ目標や経済成長支援に沿った判断だと説明した。
主要政策金利の7日物リバースレポ金利は5.75%のままで、ロイターが調査したエコノミスト35人中26人の予想通り。残りの9人は利下げを見込んでいた。
翌日物預金ファシリティー金利と貸出ファシリティー金利もそれぞれ5.00%と6.50%で変わらず。
ペリー・ワルジヨ中銀総裁は、将来の利下げ余地を評価するに当たってはルピア相場、インフレ・経済成長率見通しを考慮すると述べた。
中銀は1月、市場予想に反して政策金利を引き下げた。