ニュース速報
ビジネス

テスラ、インド販売開始へショールーム2カ所選定=関係筋 

2025年02月19日(水)09時33分

2月18日、米電気自動車(EV)大手テスラは大幅に遅れているインドでの販売開始に向け、ニューデリーとムンバイにショールーム2カ所を選定した。写真はテスラのロゴ。2024年10月、パリで撮影(2025年 ロイター/Sarah Meyssonnier)

[ニューデリー 18日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラは大幅に遅れているインドでの販売開始に向け、ニューデリーとムンバイにショールーム2カ所を選定した。事情に詳しい関係者が明らかにした。

テスラは2022年にインド市場参入計画を中断した後、同国での販売を開始するために、昨年末からショールーム用地の模索を再開していた。

関係者2人によると、テスラはニューデリー国際空港近くの「エアロシティ」地区でショールーム用の賃貸スペースを選んだ。同地区はホテル、小売店、グローバル企業のオフィスなどが集積している。

ムンバイでは、空港に近いビジネスと小売りの中心地「バンドラ・クルラ・コンプレックス」内のスペースを選択した。両ショールームとも広さは約5000平方フィート(464.52平方メートル)。

関係者の1人は、店舗の開業日は未定だが、テスラはインドで輸入EVを販売する計画で、これらはサービスセンターではなくショールーム向けだとし、店舗はテスラが運営すると説明した。

同社は今週、インドで店舗や顧客対応責任者など中堅職13人の求人広告も公表した。

インドのモディ首相とイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は先週、米国で会談し、宇宙、モビリティ、テクノロジーなどについて協議した。

マスク氏は、インドがEVに100%の高い輸入関税をかけていることを批判してきた。トランプ米大統領は先週、この高関税を非難したが、早期の貿易協定締結に向けて努力し、関税を巡る対立を解決することでモディ首相と合意した。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

中国CATL、第2四半期純利益は34%増

ビジネス

クアルコムの見通し楽観的、アップル向け販売巡る懸念

ワールド

中国政府、育児支援給金向けに900億元の当初予算確

ワールド

トランプ氏、ブラジルに計50%関税 航空機やエネル
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ関税15%の衝撃
特集:トランプ関税15%の衝撃
2025年8月 5日号(7/29発売)

例外的に低い日本への税率は同盟国への配慮か、ディールの罠か

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 2
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目にした「驚きの光景」にSNSでは爆笑と共感の嵐
  • 3
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから送られてきた「悪夢の光景」に女性戦慄 「這いずり回る姿に衝撃...」
  • 4
    【クイズ】1位は韓国...世界で2番目に「出生率が低い…
  • 5
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 6
    一帯に轟く爆発音...空を横切り、ロシア重要施設に突…
  • 7
    M8.8の巨大地震、カムチャツカ沖で発生...1952年以来…
  • 8
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 9
    「自衛しなさすぎ...」iPhone利用者は「詐欺に引っか…
  • 10
    街中に濁流がなだれ込む...30人以上の死者を出した中…
  • 1
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 2
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの習慣で脳が目覚める「セロ活」生活のすすめ
  • 3
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜つくられる
  • 4
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
  • 5
    航空機パイロットはなぜ乗員乗客を道連れに「無理心…
  • 6
    中国が強行する「人類史上最大」ダム建設...生態系や…
  • 7
    「様子がおかしい...」ホテルの窓から見える「不安す…
  • 8
    【クイズ】1位は韓国...世界で2番目に「出生率が低い…
  • 9
    タイ・カンボジア国境で続く衝突、両国の「軍事力の…
  • 10
    中国企業が米水源地そばの土地を取得...飲料水と国家…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 4
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 5
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
  • 6
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 7
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜…
  • 8
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 9
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
  • 10
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中