ニュース速報
ビジネス

テスラ時価総額1兆ドル台、約2年ぶり トランプ次期政権下で優遇か

2024年11月09日(土)03時59分

米電気自動車(EV)大手テスラが8日午前の米株式市場で上昇し、時価総額が約2年ぶりに1兆ドルの大台に乗せた。2023年3月撮影(2024年 ロイター/Quetzalli Nicte-Ha)

[8日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラが8日午前の米株式市場で上昇し、時価総額が約2年ぶりに1兆ドルの大台に乗せた。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が支持したトランプ前大統領が大統領選で返り咲きを果たしたことを受け、マスク氏が率いる一連の企業が優遇されるとの見方が広がっている。

テスラの株価は午前の取引で一時約6%上昇。約2年ぶりの高値となる315.56ドルを付けた。

マスク氏はトランプ陣営に少なくとも1億1900万ドルの献金を行ったが、ロイターの取材によると、その狙いは傘下企業を規制や行政権執行の対象外に置きつつ、政府からの支援をより手厚く受けることにあったとみられる。

CFRAリサーチのシニアエクイティアナリスト、ギャレット・ネルソン氏は「テスラとマスク氏は大統領選の最大の勝者だ」とし、「トランプ氏の勝利により、テスラの自動運転技術の規制承認が加速すると予想している」と述べた。

関係筋によると、マスク氏は自動運転車の規制緩和を求めたり、運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)に対し、テスラの運転支援システムの安全性に関する潜在的な執行措置を控えるよう働きかけたりする可能性がある。

テスラは長らく、自動車メーカーとして時価総額トップの座を維持。日本のトヨタ自動車や、中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)などを大きく引き離している。

テスラの12カ月先PER(株価収益率)は93.47倍。これに対し、米半導体大手エヌビディアは38.57倍、米マイクロソフトは30.77倍、米自動車大手フォード・モーターは6.29倍。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米政権、ハーバード大を提訴 「入試の人種考慮巡る捜

ワールド

五輪=CAS、「追悼ヘルメット」のウクライナ選手の

ワールド

ウクライナ、中国外相に招待申し入れ ロとの戦闘終結

ワールド

トランプ氏、ゼレンスキー氏に行動要求 和平機会逃す
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    50歳には「まったく見えない」...信じられないレベルの「若見え」な女性の写真にSNS震撼
  • 4
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 5
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    毛沢東への回帰? それとも進化? 終身支配へ突き…
  • 8
    「ドルも弱い」なのになぜ、円安が進む? 「ドル以外…
  • 9
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 10
    「賢明な権威主義」は自由主義に勝る? 自由がない…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 6
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 7
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 8
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中