訂正:英GDP、5月は予想上回る0.4%増 8月利下げ確率低下

7月11日、英国立統計局(ONS)が11日発表した5月のGDPは前月比0.4%増となり、伸び率は住宅建設の拡大を受けて4月の変わらず(訂正)から加速したほか、市場予想の0.2%を上回った。写真はロンドンで4月撮影(2024年 ロイター/Maja Smiejkowska)*英文の訂正により4月の伸び率を「0.2%」から「変わらず」に修正します。
Andy Bruce
[11日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が11日発表した5月の国内総生産(GDP)は前月比0.4%増となり、伸び率は住宅建設の拡大を受けて4月の変わらず(訂正)から加速したほか、市場予想の0.2%を上回った。
サービス業、製造業、建設業の全てが成長。建設は1.9%増となった。
予想を上回るGDPは8月1日に英中央銀行が利下げするとの見方に疑念を投げ掛け、11日の先物市場で3週間後の利下げ確率は50%弱と前日の50%強から低下した。
労働党の新政権は主要7カ国(G7)で最も高い経済成長を持続的に達成することを目標に掲げており、キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、アシュレー・ウェブ氏は「政権が恩恵を受ける可能性がある」と話す。
英国経済は今年に入ってから1.5%成長しており、コロナ禍からの回復期を除けば、2017年初頭以来最も成長した5カ月間となった。
ゴールドマン・サックスは11日、24年の成長率予想を1.1%から1.2%に引き上げた。
それでも、長期的な見通しは依然として弱く、経済規模は19年後半のコロナ禍前の水準を2.7%上回るにとどまる。
最新の四半期データによると、コロナ禍以降でこれより悪いのはドイツのみだ。
3─5月の経済成長率は0.9%と、市場予想の0.7%を上回り、2022年1月までの3カ月間以来の高い伸びとなった。
ONSは「5月の経済は力強く成長し、全ての主要セクターで増加した。多くの小売・卸売業者は4月の低迷から立ち直った」とした。
会計士協会ICAEWの経済ディレクター、スレン・シル氏は「今回のGDPは8月利下げの可能性を低下させるかもしれない」と述べた。
ONSの別のデータによると、貴金属を除く英国全体の貿易赤字は5月が32億ポンド(41億ドル)と、4月の47億ポンドから縮小した。
一方、欧州連合(EU)への財(モノ)輸出は、ブレグジットに伴う税関検査が導入された22年1月以降で最低となり、1990年代後半と同水準になっている。
*英文の訂正により、1段落目と写真キャプションの4月の伸び率を「0.2%」から「変わらず」に修正します。
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