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米SEC、政府閉鎖なら「スカスカに」 IPOに逆風=委員長

2023年09月28日(木)05時24分

米証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長は27日、連邦政府閉鎖に陥れば、SECの職員が「骨格だけの」レベルまで減少し、企業による新規株式公開(IPO)の逆風となると述べた。(2023年 ロイター/Jonathan Ernst)

[27日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長は27日、連邦政府閉鎖に陥れば、SECの職員が「骨格だけの」レベルまで減少し、企業による新規株式公開(IPO)の逆風となり、市場混乱時の対応が妨げられると述べた。

議会で、SECは無給の一時帰休によって90%以上のスタッフを失うと指摘。必要不可欠な機能を果たすための「骨格的な」職員のみが残ることになるとした。

また「もしある企業が株式公開や増資を決定し、その準備が整っているのであれば、29日までの実施を望むだろう」とし、政府閉鎖となればSECが効果的な審査を行うことができないため、このような企業が市場にアクセスすることができない状態になるとした。

ロイター
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