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米地銀幹部の自社株買い、3年ぶり高水準 投資家の信頼回復に奔走
2023年06月06日(火)09時27分

6月5日、米地方銀行幹部による自社株の購入が今年第2・四半期に3年ぶりの高水準となった。2016年撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)
[5日 ロイター] - 米地方銀行幹部による自社株の購入が今年第2・四半期に3年ぶりの高水準となった。シリコンバレー銀行の経営破綻を受け、各行の幹部は投資家の信頼回復に奔走している。
投資調査会社ベリティデータによると、地銀幹部による自社株購入は2020年第1・四半期にも活発化した。当時は新型コロナウイルスの感染拡大に市場が反応して株価が急落していた。
今年第2・四半期に幹部が大量に自社株を購入した244行の地銀には、USバンコープ、イースト・ウエスト・バンコープ、ザイオンズ・バンコープなどが名を連ねた。
今年第2・四半期(5月26日まで)に自社株を購入した銀行幹部は778人。第1・四半期は524人だった。
地銀部門における自社株の売り手に対する買い手の比率は、第2・四半期に過去最高を記録した。