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米郵政公社、第1種郵便切手料金の値上げを申請

2023年04月11日(火)12時40分

 米郵政公社(USPS)は10日、第1種郵便(ファーストクラスメール)の切手料金を現在の0.63ドルから0.66ドルに値上げする計画について承認を申請すると発表した。ニューヨーク市で昨年5月撮影(2023年 ロイター/Andrew Kelly)

[ワシントン 10日 ロイター] - 米郵政公社(USPS)は10日、第1種郵便(ファーストクラスメール)の切手料金を現在の0.63ドルから0.66ドルに値上げする計画について承認を申請すると発表した。

USPSは今年1月に切手料金を0.60ドルから0.63ドルに値上げする承認を受けた。同社は、追加値上げはインフレ高進の影響を相殺するために必要と主張。郵便規制委員会が承認すれば、新料金は7月9日から適用される。第1種郵便全体では5.4%の値上げとなる。

今回の値上げが承認されれば、切手料金は0.50ドルから0.55ドルに上がった2019年序盤から32%上昇することになる。

USPSの第1種郵便は、取り扱い数量の減少を値上げが補う形となり、売上高が増えている。

第1種郵便は書簡の送付や請求書の支払いに利用され、最も収入を生み出す郵便種別。2022年の売上高は242億ドルで、USPSの総売上高788億ドルの31%を占めた。

ロイター
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