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ソフトバンクG、印ペイティーエム親会社株4.5%を2億ドルで売却=関係筋

2022年11月17日(木)17時00分

 ソフトバンクグループが印フィンテック企業ペイティーエムの親会社であるワン97コミュニケーションズの株式2億1500万ドル相当をブロック取引で売却すると、インドの放送局CNBC-TV18が関係筋の話として報じた。写真はペイティーエムのQRコード。ムンバイの店舗で2021年11月撮影(2022年 ロイター/Niharika Kulkarni)

[シドニー/ムンバイ 17日 ロイター] - ソフトバンクグループは印フィンテック企業ペイティーエムの親会社であるワン97コミュニケーションズの株式4.5%をブロック取引により2億ドルで売却した。関係筋が明らかにした。

売却価格は1株当たり555.67ルピーとしている。これはロイターが確認した取引のタームシートに記載されていた予定価格555ー601.45ルピーの下限だった。

ロイターの推計によると、ソフトバンクがこの価格で2935万株を売却した場合、売却額は2億ドルとなる。

株式売却のニュースを受けて、ワン97の株価は9%以上下落した。前日にはワン97の2021年11月の新規株式公開(IPO)における投資家のロックイン期間が終了していた。

ソフトバンクGは9月30日時点で17.5%株式を保有していた。

関係筋はミレニアム・キャピタル、セガンティ・キャピタル・マネジメントなどのヘッジファンドや、ノルウェー中央銀行などが株式購入したと明かした。

タームシートによると、バンク・オブ・アメリカが売買を主導した。

ペイティーエムやソフトバンクGなどからコメントは得られていない。

ロイター
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