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ECB専務理事、来月の大幅利上げ示唆 「インフレ懸念緩和せず」
2022年08月18日(木)15時14分
8月18日、欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事はロイターとのインタビューに応じ、7月の利上げ以降ユーロ圏のインフレ見通しは改善していないと述べ、来月の大幅な利上げを支持する考えを示唆した。写真は7月、フランクフルトで撮影(2022年 ロイター/Wolfgang Rattay)
[フランクフルト 18日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事はロイターとのインタビューに応じ、7月の利上げ以降ユーロ圏のインフレ見通しは改善していないと述べ、来月の大幅な利上げを支持する考えを示唆した。
「7月に50ベーシスポイント(bp)の利上げを決めたのは、インフレ見通しを懸念したからだ」と説明。「7月に抱いた懸念は和らいでいない。この見通しが基本的に変わったとは思っていない」と述べた。
9月の利上げ幅は政策立案者の間で25─50bpで分かれており、シュナーベル氏の発言は同氏が積極的な利上げを主張する可能性を示唆している。
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