ニュース速報

ビジネス

アジア株式市場サマリー:引け(1日)

2020年06月01日(月)20時18分

[1日 ロイター] - 中国株式市場は大幅高。トランプ米大統領が香港に対する優遇措置を即座に撤廃しなたかったことで警戒感が和らいだほか、中国製造業の好調な指標が本土株式相場を押し上げた。

証券株<.CSI399707>が大幅高。上海証券取引所は即日決済システムの導入について検討していると表明した。

香港株も大幅上昇した。トランプ米大統領が香港への優遇措置を即座に撤廃しなかったことを好感した。

ソウル株式市場は上昇して引けた。韓国の輸出や製造業は依然低迷しているものの、国家安全法を香港に導入する中国政府の方針をめぐり、トランプ米大統領の反応が警戒されていたほど強硬でなかったことが相場を支援した。

BNK証券のアナリストは、米国が対中貿易協議の合意撤回まではしないと投資家が確信したと分析した。

個別銘柄では、製薬大手セルトリオン<068270.KS>が6.6%高。同社が開発中の新型コロナウイルス治療薬が動物実験で効果を示し、7月下旬の治験開始を目指すと発表したことが好感された。

海外勢は1103億ウォン(約9005万ドル)相当の買い越し。

シドニー株式市場は反発して引けた。新型コロナウイルス感染拡大を受けた封鎖措置の一段の緩和に対する楽観的見方が、相場上昇の原動力となった。主力の鉱業株は、商品(コモディティー)相場の上昇を追い風に上げた。

オーストラリアの景気回復見通しを材料視する投資家は、一部州が新型コロナ関連規制の一段の緩和に動いたことを歓迎した。オアンダのアナリスト、ジェフリー・ハリー氏は「とりあえず回復は軌道に乗っている。週明けに伴い、感染拡大がピークに達してからの取引に弾みがついているのは明らかだ」と分析した。

鉱業株指数<.AXMM>は3.3%高と急上昇。中国の鉄鉱石先物相場が10カ月ぶり高値を付けたことを受け、2月24日以来の高値に達した。BHPとリオ・ティントはそれぞれ約3カ月ぶり高値。フォーテスキュー・メタルズは6.2%上昇し、過去最高値を付けた。

産金業者ニュークレスト・マイニングは、金価格の上昇を背景に3%高となった。

今週は2日にオーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)の金融政策会合が予定されているものの、市場は予想に反する大きな決定はないと見込んでいる。

(リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ミネソタ州に兵士1500人派遣も、国防総省が準備命

ワールド

EUとメルコスルがFTAに署名、25年間にわたる交

ワールド

トランプ氏、各国に10億ドル拠出要求 新国際機関構

ワールド

米政権、ベネズエラ内相と接触 マドゥロ氏拘束前から
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向」語る中、途方に暮れる個人旅行者たち
  • 2
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰に地政学リスク、その圧倒的な強みとは?
  • 3
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の船が明かす、古代の人々の「超技術」
  • 4
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 5
    中国のインフラ建設にインドが反発、ヒマラヤ奥地で…
  • 6
    DNAが「全て」ではなかった...親の「後天的な特徴」…
  • 7
    鉛筆やフォークを持てない、1人でトイレにも行けない…
  • 8
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 9
    シャーロット英王女、「カリスマ的な貫禄」を見せつ…
  • 10
    【総選挙予測:自民は圧勝せず】立憲・公明連合は投…
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 4
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 5
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試…
  • 6
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 7
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 8
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 9
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 10
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中