ニュース速報

ビジネス

米国株市場は上昇、アマゾンやネットフリックスが最高値

2020年04月17日(金)07時10分

 4月16日、米国株式市場は上昇して取引を終えた。写真はニューヨーク市内で3月撮影(2020年 ロイター/Mike Segar)

[オークランド(カリフォルニア州) 16日 ロイター] - 米国株式市場は上昇して取引を終えた。ハイテク株の多いナスダック総合指数<.IXIC>は1.6%高。アマゾンとネットフリックスが過去最高値を付けた。新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて全米の多くの地域で外出制限措置が施行される中、ネットでの動画配信や宅配といったサービスへの需要増が関心を集めた。

アマゾンは4.3%高。ネットフリックスは2.9%高。一方、航空機大手ボーイングは8%急落し、ダウ平均株価<.DJI>の上値を抑えた。同業のエアバスが旅行需要の崩壊で引き渡しの先送りを検討していると表明したことが嫌気された。

米ニューヨーク州のクオモ知事は16日、同州の新型コロナによる死者と入院者数がともに約1週間ぶりの水準に減少したと表明。また他の北東部州と連携し、非必須事業の営業停止と学校閉鎖を少なくとも5月15日まで延長すると発表した。[nL4N2C40B0]

アランBランス&アソシエーツのアラン・ランス社長は「経済がV字回復するとは考えにくく、株価が現時点で底を打ったと判断するのは時期尚早だ」と述べた。

米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は16日、新型コロナへの対処として、過去に例がないほどの大規模な公開市場操作を実施するなど、大胆な措置を講じているが、新型コロナによる経済的影響の全容はまだ判明していないという考えを表明。また経済が本格的な回復に至るまで数年を要する恐れがあるとの見方を示した。[nL4N2C40C1]

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 23537.6 +33.33 +0.14 23543. 23598. 23211. <.DJI>

8 66 08 38

前営業日終値 23504.3

5

ナスダック総合 8532.36 +139.19 +1.66 8479.1 8560.1 8393.2 <.IXIC>

1 6 7

前営業日終値 8393.18

S&P総合500種 2799.55 +16.19 +0.58 2799.3 2806.5 2764.3 <.SPX>

4 1 2

前営業日終値 2783.36

ダウ輸送株20種 7981.93 -21.30 -0.27 <.DJT>

ダウ公共株15種 797.54 +0.59 +0.07 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1690.87 +42.96 +2.61 <.SOX>

VIX指数 40.10 -0.74 -1.81 <.VIX>

S&P一般消費財 905.55 +17.23 +1.94 <.SPLRCD>

S&P素材 303.90 -1.63 -0.53 <.SPLRCM>

S&P工業 509.49 -4.33 -0.84 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 612.90 +4.86 +0.80 <.SPLRCS>

S&P金融 352.99 -6.23 -1.74 <.SPSY>

S&P不動産 207.72 -1.24 -0.60 <.SPLRCR>

S&Pエネルギー 235.59 -9.75 -3.97 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 1150.15 +24.73 +2.20 <.SPXHC>

S&P通信サービス 162.39 +0.69 +0.43 <.SPLRCL>

S&P情報技術 1549.67 +19.02 +1.24 <.SPLRCT>

S&P公益事業 297.96 +0.22 +0.07 <.SPLRCU>

NYSE出来高 11.30億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 19310 + 70 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物6月限 円建て 19205 - 35 大阪比 <0#NIY:>

(S&Pセクター別指数は関連コンテンツでご覧ください; リフィニティブデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ大統領、来週にもBBCを提訴 恣意的編集巡

ビジネス

訂正-カンザスシティー連銀総裁、12月FOMCでも

ビジネス

米バークシャー、アルファベット株43億ドル取得 ア

ワールド

焦点:社会の「自由化」進むイラン、水面下で反体制派
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 3
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前に、男性が取った「まさかの行動」にSNS爆笑
  • 4
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 5
    「不衛生すぎる」...「ありえない服装」でスタバ休憩…
  • 6
    『トイ・ストーリー4』は「無かったコト」に?...新…
  • 7
    ヒトの脳に似た構造を持つ「全身が脳」の海洋生物...…
  • 8
    文化の「魔改造」が得意な日本人は、外国人問題を乗…
  • 9
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 10
    「水爆弾」の恐怖...規模は「三峡ダムの3倍」、中国…
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 6
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 7
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 8
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 9
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 10
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中