ニュース速報

ビジネス

米国株式市場は下落、トルコ巡る懸念で銀行株に売り

2018年08月11日(土)07時02分

 8月10日、米国株式市場は下落して取引を終えた。トルコ経済巡る懸念で銀行株が下げ、リスク資産回避につながった。7月撮影(2018年 ロイター/LUCAS JACKSON)

[ニューヨーク 10日 ロイター] - 米国株式市場は下落して取引を終えた。トルコ経済巡る懸念で銀行株が下げ、リスク資産回避につながった。

テクノロジー株の下落も相場を押し下げた。S&P情報技術株指数<.SPLRCT>は0.8%安。ゴールドマン・サックスが投資判断を「セル」に引き下げたインテルは2.6%下落。半導体メーカーのマイクロチップ・テクノロジーは第2・四半期の売上高見通しが市場予想を下回り、10.9%下落した。

トルコリラは対ドルで一時約20%急落。トランプ米大統領がトルコに対するアルミ・鉄鋼関税引き上げを表明したことを引き金に売りが加速した。

週間ベースでは、ダウ工業株30種<.DJI>が0.6%、S&P総合500種<.SPX>は0.3%それぞれ下落。ナスダック総合<.IXIC>は0.3%上昇した。

S&P金融株指数<.SPSY>は1.2%安。シティグループが2.4%下げたほか、JPモルガンやウェルズ・ファーゴ、バンク・オブ・アメリカも安かった。

ハリス・フィナンシャルグループのジェーミー・コックス氏は「為替が動けばいつも、金融株が伝染リスクを受ける傾向にある」との見方を示した。

電気自動車メーカーのテスラは0.9%高で終了。S3パートナーズのデータによると、テスラ株の空売り規模は、マスク最高経営責任者(CEO)がテスラ株非公開化案を公表した7日以前より拡大しているという。

この日発表された7月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は総合指数が前月比0.2%上昇し、6月(0.1%上昇)から加速。基調的な物価は引き続き底堅く、圧力が徐々に高まっていることを示唆した。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を2.10対1の比率で上回った。ナスダックでは1.51対1で値上がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は約67億株。直近20営業日の平均は64億株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 25313.14 -196.09 -0.77 25401.1 25401. 25222. <.DJI>

9 19 88

前営業日終値 25509.23

ナスダック総合 7839.11 -52.67 -0.67 7834.71 7866.1 7818.3 <.IXIC>

9 7

前営業日終値 7891.78

S&P総合500種 2833.28 -20.30 -0.71 2839.64 2842.2 2825.8 <.SPX>

0 1

前営業日終値 2853.58

ダウ輸送株20種 11090.63 -50.48 -0.45 <.DJT>

ダウ公共株15種 723.51 -3.94 -0.54 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1354.80 -34.26 -2.47 <.SOX>

VIX指数 13.16 +1.89 +16.77 <.VIX>

S&P一般消費財 896.78 -7.46 -0.82 <.SPLRCD>

S&P素材 367.96 -5.34 -1.43 <.SPLRCM>

S&P工業 630.79 -5.15 -0.81 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 546.42 -1.74 -0.32 <.SPLRCS>

S&P金融 463.85 -5.45 -1.16 <.SPSY>

S&P不動産 203.05 -2.06 -1.01 <.SPLRCRE

C>

S&Pエネルギー 554.18 +1.48 +0.27 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 1036.36 -4.07 -0.39 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 152.21 -1.13 -0.74 <.SPLRCL>

S&P情報技術 1281.29 -10.48 -0.81 <.SPLRCT>

S&P公益事業 268.35 -1.09 -0.40 <.SPLRCU>

NYSE出来高 8.52億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 22185 - 115 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物9月限 円建て 22180 - 120 大阪比 <0#NIY:>

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

為替の動きは石油市場に引きずられている、法的に可能

ビジネス

米雇用者数、3月予想上回る17.8万人増 失業率4

ワールド

中国、馬興瑞・党政治局員を「規律違反」で調査 10

ワールド

ウクライナ軍がロシアの攻勢阻止、前線は良好とゼレン
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イラン恐怖」の正体
  • 2
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引、インサイダー疑惑が市場に波紋
  • 3
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 6
    破産申請の理由の4割以上が「関税コスト」...トラン…
  • 7
    血圧やコレステロール値より重要?死亡リスクを予測…
  • 8
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受…
  • 9
    満を持して行われたトランプの演説は「期待外れ」...…
  • 10
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 4
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 5
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 6
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 7
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 8
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 9
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 10
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中