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ルノーによる三菱自・日産の「完全子会社化はゼロ」=ゴーン氏

2018年06月23日(土)00時19分

6月22日、仏ルノー・日産自動車・三菱自動車の3社連合を率いるカルロス・ゴーン氏は「三菱自と日産がルノーの完全子会社になる可能性はゼロだ」と述べた。写真は2017年10月、パリで撮影(2018年 ロイター/Charles Platiau)

[東京 22日 ロイター] - 仏ルノー、日産自動車<7201.T>、三菱自動車<7211.T>の3社連合を率いるカルロス・ゴーン氏は22日、今後の3社の資本関係について、「三菱自と日産がルノーの完全子会社になる可能性はゼロだ」と述べ、各社の独立性を担保しながら、資本を含めた提携関係見直しを進める考えを示した。

ゴーン氏は同日開かれた三菱自の株主総会で、同社会長として株主からの質問に答えた。

3社連合をめぐっては、ルノーに15%を出資している仏政府がゴーン氏が退任した後も、3社連合の枠組みが永続的に維持されるよう要請している。このため株主側からは、仏政府から完全子会社化の要請があったのか、などの質問が出た。

(田実直美  取材協力:白木真紀)

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