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米小売売上高、5月は前月比0.8%増 予想上回る伸び

2018年06月15日(金)04時41分

[ワシントン 14日 ロイター] - 米商務省が14日発表した5月の小売売上高は前月比0.8%増となり、2017年11月以来の伸びとなった。自動車やガソリン支出の増加が寄与した。0.4%増の市場予想を上回った。第2・四半期の経済成長加速を示唆した。

4月は前月比0.4%増に改定された。改定前は0.3%増だった。

自動車やガソリン、建築資材、外食を除くコア小売売上高は0.5%増となった。4月は0・6%増に上方修正された。改定前は0.5%増だった。コア小売売上高は国内総生産(GDP)の個人消費の構成要素に近い。

米連邦準備理事会(FRB)は13日、今年2回目の利上げを決めた。FRBは今年さらに2回の利上げを予想している。FRBは「経済活動は堅調に拡大し、個人消費支出は伸びている」としている。

5月は自動車販売が0・5%増えた。4月は0.2%増だった。ガソリンスタンドの販売は価格高騰を反映して2.0%増えた。米国のガソリン価格は今年に入って15.5%上昇した。ガソリン高が続けば、消費者が他の支出を抑制する可能性がある。

建築資材は2.4%増加した。4月は0・8%減少していた。衣料品販売は1.3%増えた。2017年3月以来の大幅な増加となった。オンライン小売りも増えたが、家具販売は2.4%減少した。13年12月以来の減少率となった。

外食は1.3%増加した。17年1月以来の増加率となった。

ロイター
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