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日銀人事案、国会提示前にマスコミに出たことは問題=民進幹事長
2018年02月19日(月)16時40分
2月19日、民進党の増子輝彦幹事長は定例会見で、政府が国会に提示した日銀の正副総裁人事について、事前にマスコミで報道されたことは問題だと指摘、政府に対し経緯をたださなければならない、と述べた。写真は黒田日銀総裁。都内で昨年4月撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 19日 ロイター] - 民進党の増子輝彦幹事長は19日の定例会見で、政府が国会に提示した日銀の正副総裁人事について、事前にマスコミで報道されたことは問題だと指摘、政府に対し経緯をたださなければならない、と述べた。
またアベノミクスの重要な柱である黒田東彦日銀総裁の金融緩和策について「2%の物価上昇は5年もたっても全くはるか遠いかなたにある中で、さらに金融緩和をどんどん進めていくことが本当に日本経済にいいのかという疑問もある」とし、安倍晋三政権が成果を検証しないまま再任人事を提示したことについて、今後いろいろな形で問いただしていく考えを示した。
ただ、民進党として、日銀人事に同意するかどうかについては、まだ党内で決定はされておらず「手続きを踏まえて最終的な決定をしたい」と述べた。
(宮崎亜巳)
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